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伝統と文化を繋ぐ世代の継承 時代が流れても変わらぬ 〜玉葱の全てがここに〜伝統と文化を繋ぐ世代の継承 時代が流れても変わらぬ 〜玉葱の全てがここに〜

onion玉葱の歴史

〜玉葱のルーツに迫る〜

玉葱の起源は中央アジアと推定されており、
紀元前数千年前から食用として栽培されていた形跡があり、
ギリシャ、ローマ時代にも記録が残っています。
16世紀以降アメリカに導入され、
日本には明治4年に北海道、明治12年ごろ大阪へ
アメリカから入ってきたと言われています。
アメリカの「イエローダンバース」という品種が
北海道で札幌黄となり、
大阪では同じ品種が泉州黄として土着しました。
その後大正初期にフランスから白玉葱が愛知県に土着し、
愛知白として普及されました。
ほとんどの今の日本の玉葱はこれらの系統が
ルーツになっていると考えられます。

日本の玉葱のルーツとなった
代表品種

  • 【品種名】札幌黄

    【品種名】札幌黄
    【産地】北海道
    【時期】明治4年

  • 【品種名】札幌黄

    【品種名】泉州黄
    【産地】大阪
    【時期】明治12年頃

  • 【品種名】札幌黄

    【品種名】愛知白
    【産地】愛知
    【時期】大正初期

〜戦前戦後から躍進した品種開発〜

大阪府泉南地区 農場(昭和50年頃)大阪府泉南地区 農場(昭和50年頃)

早生化による新品種の誕生

その後昭和5年ごろには大阪府泉南地区で
玉葱だけで1,800ha栽培されて
産地として定着し最大3,000haと拡大致しました。

それまでは農家同士で種子を分け合って作られたものが主流で、
「泉州玉葱」として全国へ市場流通しておりました。
そこから貝塚市の海岸砂土から早生化が進み、
「貝塚早生」「今井早生」という品種ができます。
元々泉州のタマネギは水分が多く、甘みがあり、
美味しいと評判だったので春先の新玉として重宝されました。
兵庫県淡路産のタマネギは泉州タマネギの栽培技術、
品種を導入したものだと言われております。

大阪府泉南地区 農場(昭和50年頃)大阪府泉南地区 農場(昭和50年頃)

貝塚市の品種「貝塚早生」貝塚市の品種「貝塚早生」

需要高騰による進む新品種の開発

その後戦前戦後の騒乱もあり、
高収量、高品質の作りやすい玉葱の需要が高まり、
大阪府の重要課題として農業試験場で
新品種の研究開発が行われるようになりました。
弊社のブリーダー藤原健三(現藤原種苗店会長)が
大阪府蔬菜原種研究会の一員として、
官民一体となって泉州地域の玉葱の
各系統を収集整理して「はやどり黄」「はつたま」
「オパール」「ふゆたま」などの
品種を次々と世に送り出し、
全国の玉葱産地で好評頂きました。

貝塚市の品種「貝塚早生」貝塚市の品種「貝塚早生」

戦前戦後に開発された品種紹介

  • 【品種名】泉州玉葱

    【品種名】泉州玉葱

  • 【品種名】貝塚早生

    【品種名】貝塚早生

  • 【品種名】札幌黄

    【品種名】札幌黄

〜進む品種開発と海外への発信〜

昭和45年ごろには雄性不稔を用いたF1の育成にも着手し
「泉州黄金」「泉州ふじ」「泉隆」を育成。
早生F1では「嶺豊」「健玉」、同氏の名前から取った
「健三」などを育成致しました。
現在ではこれら以外に「EXスター」「スプリングスター」
「オーシャン」「レッドムーン」などを
国内のみならず、東アジア、南ヨーロッパ、
中東、アメリカ大陸南部の早生、アマ玉産地、南米、
南アフリカなど全世界へ
これらの品種やその後継品種を輸出販売しております。
また5月末に収穫できる大玉の新品種「TF081」は、
2年連続で愛知県の品種検討会で金賞を受賞し、
現在産地での導入試験を行っております。

集団淘汰、母系淘汰を用いた品種

  • 【品種名】はやどり黄

    【品種名】はやどり黄

  • 【品種名】はつたま

    【品種名】はつたま

  • 【品種名】オパール

    【品種名】オパール

  • 【品種名】ふゆたま

    【品種名】ふゆたま

雄性不稔を用いたF1

  • 【品種名】泉州黄金

    【品種名】泉州黄金

  • 【品種名】泉州ふじ

    【品種名】泉州ふじ

  • 【品種名】嶺豊

    【品種名】嶺豊

  • 【品種名】健三

    【品種名】健三

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